こんにちは、辰川です。
タワーマンションなどの場合には、受付ロビーに「コンシェルジュ」と呼ばれる女性がいて、
居住者に応対してくれたりします。
こうしたマンションでは、コンシェルジュ以外に、管理人も常駐していることも多いです。
では、コンシェルジュと管理人では、どんな違いがあるのでしょうか?
まず管理員の仕事とは、マンションの管理規約で定められた、点検、清掃、
マンションの巡回など維持管理業務が主となります。
一方、コンシェルジュの仕事は、日常の細々した用事や手配などを入居者に代わって行ったり、
困りごとの相談にのったり、秘書的なサービスを行うものです。
具体的には、共用施設の予約受付、来訪者の受付、荷物の一時預かり、クリーニング取次、
宅配便の発送受付、はがき切手の販売や郵便物の発送、タクシーの手配などなど・・。
ところで、こうしたサービスも、若い世代の男性にとっては自分でできることも多いため
コンシェルジュは不要と考える人も多いようです。
しかし、女性や夫婦共稼ぎの世帯、一人暮らしの高齢者には、肯定派が多いとされます。
というのも、エントランスに常に人がいるというだけでも防犯効果はありますし、
荷物が多い時はすごく助かりますよね。
また細々とした日常的な相談にも応じてくれたり、小さな子供をロビーに待たせても、
コンシェルジェに見てもらっていれば安心です。
従って、コンシェルジェを肯定する人は、利便性だけでなく精神面での安心感など
単純にお金には換算できない要素を評価しているようです。
いかがでしたか?
タワーマンションに住むには、管理費の額よりも、安心感というステイタスを
感じられるほうがより重要といえるのかもしれませんね。
それではまた。