こんにちは、辰川です。
せっかく買ったマイホームなのに、10年もたたないうちに洗面所の床が腐っている・・
ショックですよね。でも、これって、意外と多いのです。
賃貸に住んでいた頃は、床は全部クッションフロアだったのが、
マイホームに暮らすようになると、床はフローリングに変わります。
ところが木質のフローリングは、扱い方を知らないと、寿命が短くなるので
要注意です。
昨今、新築一戸建てやマンションでは販売上、買い手に購入意欲を高めるために、
様々な色合い、高級感の溢れるフローリングが使われています。
ところが、床にフローリングが使われるのは、リビングダイニングや各個室はもちろん、
洗面台やトイレ にまで使われることもあります。
そこで問題となるのは、フローリングは木質系なので水には弱いという事実です。
ふだん、洗面室は風呂から濡れたままで上がるところなので、たいていはマットが敷いてあるものです。
しかし、マットを何日もそのままにしておくと、下のフローリングは水分を含んだままで腐食しやすくなります。
それでなくても風呂場や洗面所は水気があるので、木の腐食はシロアリを呼び込むこともあります。
では、水周りの腐食を防ぐためにはどうすればよいのでしょうか?
拭き掃除などメンテナンスの楽な、「CF(シーエフ)=クッションフロア」を貼るのがよいです。
クッションフロア(CF)は、ビニール製の床材ですが、内部に発泡層を挟んでいるので、衝撃吸収性があります。
しかも、水濡れに強いので、水をこぼしても、雑巾でひと拭きすれば、それでオシマイ。
これを台所や洗面所、トイレの床に使わない手はないですね。
ただ、クッションはどこか安っぽいという人には、最近では大理石調、テラコッタ調、
御影石調、など上質でオシャレな雰囲気なものが増えています。
しかも、クッションフロアは安価なので10年に1度は張り替えても、フローリングより
ずっと安上がりですし、水周りは比較的狭い範囲なので、張替は楽です。
いかがでしたか?
家を新築される方や、 中古住宅を購入後にリフォームされる方は、
水周りの床材を勘がるときに是非参考にしてくださいね。
それではまた。