「中古住宅を買うと、新築とは別に用意された
住宅ローンになるのでしょうか?」
こんにちは、辰川です。
中古住宅を検討されているK様から、
頂いた質問です。
その答えは、新築も中古も、住宅ローンは同じ。
ふつう住宅ローンには、新築住宅だけのローンとか
中古住宅だけのローンがあるわけではありません。
それぞれの金融機関が用意する住宅ローンを
利用することになります。
例えば、ある銀行の住宅ローンの条件では
・申込者の年齢は、ローン完済時に80歳の誕生日までである人
・保証会社の保証を受けられる人
・団体信用生命保険に加入できる人
・借入期間は35年以内
とあります。
上の条件は、新築物件と中古物件に共通するものです。
また、購入する物件が、
建築基準法に合致していなければなりません。
例えば、建ぺい率や容積率がオーバーするような
違法建築では、ローンが組めない可能性があるのです。
これも、新築物件・中古物件とも同じ。
ところで、借入期間については、銀行によっては
中古物件の返済期間を短めに設定しているケースもあります
例えば、築後32年の中古住宅であれば、
「50年?32年=18年間のローンしか組めないという
銀行も少数派ながら存在します。
35年で借りられると思っていたのが、
実際には18年しか借りれなければ、
返済額がオーバーしていまいます。
ところが、
たとえ築30年を経過している中古住宅でも、
35年間のローンが組める銀行もたくさんあるので、
落胆せずに自分に合った銀行で申し込むべきです。
いかがでしたか?
中古住宅では借入期間をチェックしてから利用する銀行を決めること。
ぜひ、あなたの納得のいくローン選びをしてくださいね。
それではまた。