こんにちは、辰川です。
土地探しを始めてから気づくのが、
同じ立地、同じ広さでも
土地の形状によって、
ずいぶんと価格が違うということです。
土地はその形状によって、
整形地、不整形地に分けることができます。
整形地とは、正方形や長方形をした土地のこと。
大手住宅メーカーが建てるような四角ばった家は、
整形地でないと収まりません。
その反対が、不整形地です。
台形や三角形、旗状、ウナギの寝床の細長い土地などが、
こう呼ばれています。
不整形地は人気が無いぶん、価格も割安ですが、
よほど上手に設計しないと建物が収まらなかったり
例えば、三角形の土地などでは
無駄な部分が出てきます。
ところで、売り物件として出てくる土地は
平坦地ばかりではありませんね。
値段が安いと思って見に行くと、
傾斜地であった、ということもよくあります。
傾斜地に家を建てるには、
土を切り出す「切土」や、土を盛る「盛土」など、
重機を使った造成工事が必要です。
特に盛り土部分は、軟弱な地盤であることも多く、
家を建てる前に地盤改良工事が必要になることも。
ですから、造成など費用がかかりそうな場合は
土地の購入前に見積もりを依頼しておくとよいです。
次回は、変形地にもメリットがあるという話です。
それでまた。