こんにちは、辰川です。
今回は、マンションの所有権について。
一戸建てであれば、土地と建物は一個人の所有とすることが
可能ですよね。
ところが、分譲マンションのような共同住宅では、
1棟の建物に、50戸、100戸といった独立した複数の住居があるので、
一戸建てのようなわけにはいきません。
ちなみに、売買対象となるマンションの1住戸のことを
「専有部分」といいます。
ネットやチラシなどに広告掲載されているのが、
この専有部分です。
そして、マンションを購入すると、
この専有部分を所有する権利、いわゆる「区分所有権」を
もつことになります。
一方、エントランスや廊下、エレベータなど
共同で利用する建物の部分は「共用部分」となり、
区分所有者全員で共有します。
ところで、マンションの敷地(土地)についても、
一戸建てのように1個人の所有とはなりません。
マンションの敷地に関する権利は、
区分所有者が共有で利用できる「敷地権」といいますが、
この敷地権は登記によって確定します。
要するに、あなたが中古マンションを購入すると
「区分所有者」となります。
そして、専有部分の所有権、共用部分の共有持分、敷地の共有持分という
3つの権利を持つことになるわけですね。
次回は、マンションの敷地権について。
それではまた。
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