どこが鴨居なのか分からない・・・。そんな方も珍しくありません。
こんにちは、辰川です。
「あの高級店は敷居が高すぎる・・」の意味は知っていても、
「敷居」の意味を知らない人はいます。
最近は新築一戸建てでも、マンションでも、和室のない物件が増えているので、
テーブルやソファ、ベッドに慣れた人が和室のよさを知る機会は減ってきています。
だから、和室を見ても、一体どこが敷居(しきい)で、鴨居(かもい)なのか
分からないもの当然なんですよね。
しかし、その一方で、
やっぱり日本人は「畳の部屋がないとダメ。」という和室志向の人もいます。
今回は、そんな方のために、鴨居、敷居、長押についてお話します。
下の図は、和室を説明したもの。おわかりでしょうか?
まずは、敷居(しきい)から
敷居とは、引き戸・障子・襖(ふすま)をはめ込むための溝が掘ってある下側の横木のことをいいます。
鴨居に比べると溝は浅くなっています。
次に、鴨居(かもい)
鴨居は、引き戸・障子・襖(ふすま)などをはめる部分の、
上側に渡した溝のついた横木のことですね。
さらに、長押(なげし) です。
鴨居を隠す化粧板のことですが、
現代人にとっては、ハンガーに吊るした洋服をヒョイとかけておくところ、
というほうがピンと来るかもしれません。
ところで、本来、長押というのは特別な物だそうです。
というのは、江戸時代はどの家にも長押の設置は許されず、
旗本の住まいだけに許されていたものだからです。
ただ近頃は、鴨居はあっても、長押はないという和室も見うけられます。
理由はコストのせいか、それとも和室をしらない大工さんだったのか・・・
ですから、仲介業者と内覧の際に、和室に長押(なげし)があれば喜ぶべきですね。
その反面、和室を洋室に変更したい人にとっては、
長押を撤去すると一挙に和室感が消えるといいますから、
これも面白いものです。
それではまた!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪・奈良の不動産仲介物件なら、安心してお任せください。
また不動産の購入や売却で悩んでいる場合も気軽に声をお掛け下さい。
住宅のプロが、あなたをしっかりサポート致します。
売買仲介の無料相談はこちらから↓↓
http://www.chukai-nara.com/contact/formmail.html
======================
株式会社 ベルジュホーム
代表 辰川 敏広
tel / fax 0743-58-5601 / 0743-55-5695
email web@bergehome.com
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◆注文住宅にご興味のある方は、後悔しない家づくりの秘訣をメールで無料配信中!
↓↓↓ 読みたい方は今すぐこちらから!