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なぜ一戸建は鉄筋コンクリートが少ないか?

2017年7月 3日 | お役立ち豆知識

こんにちは、辰川です。

 

鉄筋コンクリートというと、頑丈なイメージがありますが、

一戸建てにはほとんど使われていません。圧倒的に木造が多くなりますよね。

 

では、なぜ一戸建てには鉄筋コンクリート(以下、RC造)が少ないのでしょうか?

 

一戸建ての場合、せいぜい2?3階建までの建物となります。

それだけに、重量のあるRC造で建てるだけのメリットはないからです。

 

RC造の良さは、引っ張る力に強い「鉄筋」と、圧縮力に強い「コンクリート」を組み合わせることで、

大型の建築物にも対応できる点といえます。 

 

マンションのように数百世帯も入る建物では、強度的にRC造でなくてはならず、

木造や鉄骨ではとても持ち堪えることは出来ません。

 

これが一戸建てとなると、せいぜい2?3階建てまでなので、

建物自体も軽いため、 木造でも十分強度が保たれるということですね。

 

また木造であれば、よほど地盤のよくない限り、地盤の改良工事は必要ありませんが、

RCとなると重量があるので、地盤改良工事は必須になります。

 

 

しかも鉄筋、型枠、コンクリート打ちといった専門の職人も多く入るので、

工期も長期間にわたり、単価も他の工法と比べると高くなります。

 

この点、マンションであれば住戸数が多いので一戸当たりの単価は安く収まりますから、

デベロッパーも採算が合うというわけですね。

 

ところで、RCの良さは曲面を使ったデザインが可能なことと、

遮音性に優れるので隣家の音が聞こえにくい、というところにあります。

 

またコンクリートは、熱容量(熱をためる能力)が大きいので、

暖まりにくく冷めにくいという特徴もあります。

 

その反面、夏場の最上階は夜になっても部屋はなかなか冷めませんし、

また階下に車庫がある建物では冬場は冷たくて、暖房なしでは快適とはいえません。

 

ただマンションの場合、上下と左右に隣家がありますから、

こうしたデメリットを感じることなく快適に暮らせるということです。

 

ちなみに、ハウスメーカーのRC住宅の場合、たいてい工場で製品化された軽量コンクリートなので、

現場で造るRC造とは異なります。 

 

いかがでしたか?

一戸建てを木造であっても十分な強度が保て、コスト面でも有利ということです。

これから一戸建てを検討される人は参考にしてくださいね。

 

それではまた。 

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