こんにちは、辰川です。
住宅ローン控除は、ローンを組んでいる人にとって
大きなメリットといえます。
でも、意外と知られていないのが、
中古住宅でもローン控除が受けられるという点です。
ただし、そのための要件や注意点もあります。
そこで今回は、ローン控除を受けるための
中古住宅の条件について。
中古物件を購入して、ローン控除を受けるには
次の2つの中でどれかを満たしていればよいのです。
1.耐火建築物(RC造など)の場合は、25年以内に建築されていること
2.木造住宅の場合は、20年以内に建築されていること
ところが中古市場には、
30年、40年経った中古住宅もたくさんありますよね。
その場合はどうなるのでしょうか?
築年数の古い住宅でも、ローン控除が受けられないことはありません。
ただし、一定の基準を満たす必要がでてきます。
具体的には「耐震基準適合証明書」もしくは、
「既存住宅売買瑕疵保険」に加入するなど、といった方法です。
こうした方法は、建物の診断を受け、必要に応じて
修繕を行った上でないと取得できないので、
ハードルは少々高いといえるでしょう。
また、一連の手続きを物件の引き渡し前までに
済ませておかねばならないので、
売主の了解を得る必要がありますね。
したがって、売り主が個人であるよりも
業者のほうが手続きは進みやすいといえるのです。
それではまた。