こんにちは、辰川です。
子供時代を過ごした町を久々訪ねたら、
高い建物や、商業施設ができていて
街並みが一変していた、という経験はありませんか?
用途地域とは?
どんな建物も、無秩序に
建っているわけではありません。
というのも、「建築基準法」という法律により、
そのエリアに建築してよい建物・建築してはいけない建物が
決められているからです。
これを「用途地域」といいます。
すなわち、用途地域によって建ててもよい建物なら、
今は存在しなくても、
将来建つ可能性があるということです。
用途地域は大きく3つに分かれる
用途地域は全部で12種類ですが、
大まかに3つに分類できます。
その3つが「住居系」「商業系」「工業系」です。
「住居系」の特徴
住居系の特徴は、住環境を優先し、
それ以外の建物は抑制していることにあります。
大阪や奈良、京都の市街地でよく見られるのが、
次の5つです。
1.第一種低層住居専用地域
2.第一種中高層住居専用地域
3.第二種中高層住居専用地域
4.第一種住居地域
5.準住居地域となります。
例えば、1の第一種低層住居専用地域は、
建物の高さが10メートル(または12メートル)に制限されているので、
二階建の低層住宅が中心の街並みです。
いわゆる、「閑静な住宅地」で暮らしたい人には
ぴったりのエリアですよね。
ただし買い物には少し不便な思いをするかも・・。
これに対して、程度の利便性を求めたいのなら、
スーパーやコンビニが建てられる、
第一種中高層や第二種中高層がよいでしょう。
さらに、
4の第一種住居地域以降は、住宅以外に
店舗や飲食店、事務所などが混在するエリアとなります。
いかがでしたか?
将来どんな建物が建つかを知りたければ、
まず用途地域を調べることですよ。
次回は、残る商業系と、工業系について。
それではまた。
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