こんにちは、辰川です。
マイホームの購入にあたり、巷でよく聞くのが
「物件価格の2割の頭金を用意しましょう」というもの。
たしかに、頭金が多ければ多いほど、住宅ローンの返済額も
少なくて済みます。
頭金20%の根拠とは?
ふつう新築住宅を購入したとたん、
2割程度、資産価値が下がるといわれています。
というのも、
新築価格には、広告費や営業経費などが含まれており、
実際の不動産価格より2割ほど押し上げているからです。
例えば、3千万円の新築一戸建てを全額ローンを
組んだとします。
購入後まもなく、2400万円で売却した場合、
600万円の残債が残ります。
これは、お金を貸した銀行からすれば、
2割分の担保価値が消えたのと同じこと。
ところが、600万円の頭金を入れて購入した場合、
2400万円で売却しても、銀行は融資金全額を回収できます。
これが、「購入価格の20%の頭金は用意して・・」
と言われる理由です。
全ての物件が2割も下がるわけではない
実際には、大阪の都心部などで当時の新築価格と
変わらない価格で、
流通している中古マンションもあります。
また中古住宅全般でいえば、
築10年~15年で資産価値の下落が止まります。
ということは、資産価値を維持できそうな物件を購入すれば、
たとえ頭金が少なくても、
売却時に残債が残るというリスクを減らせます。
無理に頭金を入れるにもリスクがある
月々の返済額を減らそうと、無理に頭金を多くいれると、
急に現金が必要になった場合、どうすることもできません。
そうならないよう、せめて半年分の生活ができるだけの
預貯金は残しておくべきでしょう。
ひと昔前のように、「頭金がなければ家が買えない」
ということはなくなりました。
住宅ローンを上手に利用し、100%融資が可能な場合は、
頭金を用意する余裕がなくても、
できる限りリスクの少ない家選びを検討してくださいね。
それではまた。
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