こんにちは、辰川です。
あなたは『ホーム・インスペクション』という言葉を
聞いたことがありますか?
ホーム・インスペクションとは、住宅診断のこと。
住宅の設計・施工に詳しい専門家が、中古住宅の劣化状況や、
欠陥の有無などを診断します。
要は、建物の健康診断というべきものですね。
インスペクションは、売主と買主のどちらが行う?
インスペクションは買主の費用負担で行う場合もあれば、
逆に安心して買ってもらえるよう売主が費用負担する場合も
あります。
つまり、インスペクションは売主・買主のどちらが行っても
構いません。
とくに昨今、中古住宅のニーズが高まり、質の良い住宅を求める人
が増えています。
しかし、インスペクションを実施したうえで売却する売主が
少ないのが実情。
なぜなら、ホームインスペクションは、売主がすべき
といったルールはないからです。
買主が行う場合はどうか?
売買契約を交わすまでは、建物は売主のものなので、
買主が行う場合は、売主の了解が必要となります。
その場合、「購入申込書」の提出後がよいでしょうね。
不具合や欠陥が見つかれば、修繕費を踏まえて、リフォーム費用
の予算が立てられますね。
また検査結果によっては、申込みをキャンセルすることもできますし。
勿論、検査結果に関わらず購入するつもりなら、インスペクションは
売買契約後でもかまいません。
さて、ホームインスペクションの費用は、木造の戸建住宅で
5~10万円ほど。
インスペクション費用は、将来安心して暮らすための必要経費
と考えれば、決して高額とはいえないでしょう。
アメリカでは、何と中古住宅購入者の80%の人が実施している
といいます。
いずれ日本でもホームインスペクションが当然のように
行われる時代が来るかもしれませんね。
それではまた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆無料相談受付中!
大阪や京都、奈良で新築一戸建てや、中古住宅の購入・売却でお悩みでしたら、
気軽にご相談ください。住宅のプロが、あなたをしっかりサポート致します。