「携帯電話の料金を過去に滞らせたことが、住宅ローンの審査に落ちた原因でしょうか?」
こんにちは、辰川です。
先日、京都にお住いのYさんから住宅ローンについての質問をいただきました。
今日はその質問にお答えしたいと思います。
若いKさんご夫婦は、中古一戸建てを購入しようと、複数の銀行をあたりましたが
すべてで住宅ローンを断られたそうです。
勤務先に問題があるわけではないし、自動車ローンが残っているわけでもない。
他に心当たりがあるとすれば、過去に携帯電話の料金を滞納したことが・・・
最近、住宅ローンの融資を断られる原因として、携帯電話の滞納が増えています。
たかが携帯電話の料金ぐらいで思いますが、そのために欲しかったマイホームが
買えないとしたら、相当なショックなことです。
ところで、なぜこんなことになるのでしょうか。
それは、最近のスマホなど携帯電話機は高額なものになったため、
一括払いではなくクレジットの分割払いで購入する人が増えたことにあります。
住宅ローンの審査に落ちる原因として「個人信用情報」があるのですが、
そこにクレジットで延滞した人のリストが上がるのです。
以前であれば、携帯料金は毎月の通話料だけで済んでいたのが、
今は、携帯電話本体の支払い分も加わるのですから要注意といえます。
個人信用情報に名前が載らないようにするには、携帯電話を現金で購入するのが一番。
そして、できれば通話料の支払いはクレジットカード払いにしないことです。
ところで、マイホームを諦めきれないYさんでしたが、今後はご両親の力も借りながら
住宅取得に向けて動かれることになりました。
マイホーム取得の道が閉ざされなくて本当に良かったです。
いかがでしたか?
クレジット滞納は、その後の住宅ローン審査に大きく影響します。
ここ今後、新築や中古住宅などマイホーム取得を目指す人は、とくに肝に銘じておきたいものですね。
それではまた。