こんにちは、辰川です。
車を買う場合、車両代だけでは自分のものになりません。
車両代以外に、税金や車庫証明費用、ナンバー取得費、名義変更費を別途に用意しなければなりません。
不動産の場合も同様で、物件の購入価格以外に「諸費用」というものがかかってきます。
では、不動産の諸費用には何があるのかといえば、次の4つに大きく分けることができます。
1、税金・・・これには印紙税や登録免許税、固定資産税の精算金、入居後の不動産取得税などがあります。
2、保険関連・・・火災保険や地震保険料のほか、団体信用保険(住宅ローンでフラット35を利用する場合)
3、ローン関連・・・金融機関に支払う保証料や事務手数料
4、手数料関連・・・不動産会社に支払う仲介手数料、登記を担当する司法書士支払う報酬
実際に、諸費用がいくらになるかは、その物件が一戸建てかマンションか、
あるいは新築か中古か、購入物件の土地評価額によっても変わります。
ただ一応の目安として、物件価格の5?8%程度は見ておきたいところです。
さて以前であれば、マイホームの諸費用は自己資金で充当させるものと考えられていました。
しかし現在では、物件価格の100%融資どころか、諸費用にも融資する金融機関が増えています。
自己資金のない人にとって、諸費用を貯めるにしても数年はかかりますね。
そうこうしている間に、せっかくの購入の機会を逸する可能性もあります。
あくまで返済能力あることが条件ですが、銀行が低金利で借してくれる現在、
早めに行動すれば、それだけ早く住宅ローンを返済できることになります。
それではまた。